過去ログ - とある神父と禁書目録
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205:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/31(土) 01:32:01.13 ID:VImMrTW10


気付かれたと気が付いて、気が付けば古典的な擬音が口をついていた。
インデックスは『自動書記』の管理権限をとっくのとうに掌握している。
つまり、インデックスが彼女のささやかなイタズラを認識していなかったはずがない。


「インデックス、僕はいまひっじょおおおおおおおに虫の居所が悪い。あと胃が痛い。
 よーく考えて考えて考えて、熟慮の末の論理的、合理的回答を期待するよ」

「…………はい」


胃薬を飲み下す魔人の視線は、人一人ぐらいなら余裕で焼き殺して地面の黒ずみに
変えてしまいそうな、地獄の業火のごとき苛烈な熱気を纏っていた。
こんなにも殺気に満ち満ちた視線をステイルに浴びせられる日が来るなどとは
想像だにしたことがなかった。
一年前の己に、皮算用は将来価値を視野に入れて行えと忠告したい気分だった。




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