過去ログ - とある神父と禁書目録
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236:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2012/01/04(水) 22:02:15.58 ID:2lgld0UX0


ベッドに腰掛けた男の膝の、さらにその上から女が腰を下ろしていた。
女は四肢をだらしなく伸ばしきって全身を、そして心までをも男に預ける。
男は苦笑しながら女の胴に腕を回した。


「今日も一日お疲れさま、最大主教」

「ステイルも、お疲れさま。……ねぇ、意地悪しないで、名前で呼んで?」


穏やかな時間に身を委ねる男女はこの瞬間、教会のトップとその番犬ではなくなった。


「……インデックス」

「もっと」

「インデックス」

「……もっとぉ」

「僕だけの、可愛いインデックス」

「!?」


そこらの家の窓を覗けば望むことのできる、平凡な、ごく普通の新婚夫婦になった。




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