133: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:39:49.89 ID:6C5CJLgeo
男「ほら、俺が眉毛の上の傷を作ったときの…覚えてないか？」
姉 ﾄﾞｷｯ
姉「お、覚えてるよ？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
134: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:40:33.18 ID:6C5CJLgeo
〜放課後〜
男「うー、さみー」
男（男友は予備校に行っちまったし…一人だと余計に寒く感じるな…）
135: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:41:34.15 ID:6C5CJLgeo
男「あ、えっと…」
姉友「もー！姉友だよ。姉の友達の」
男「あ、そうでした。すんません」
136: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:42:17.37 ID:6C5CJLgeo
男「なんでも…あ、姉友さんって姉ちゃんと仲がいいんですよね？」
姉友「そうだね。姉とは大学でずっと一緒だからね」
男「じゃあ…ちょっと聞きたいんですけど」
137: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:43:08.10 ID:6C5CJLgeo
姉友「ん？本題かな？」
男「はい、実は…姉ちゃんのクリスマスプレゼントなんですけど…姉ちゃんが欲しがってるもの、知りませんか？」
姉友「…へ？あんた、姉弟なのにクリスマスプレゼントの交換するの？」
138: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:44:10.80 ID:6C5CJLgeo
姉友「だから、エ・プ・ロ・ン。今のが汚れてきたから、新しいのが欲しいって言ってたわ」
男「エプロン…ですか？でもそれってクリスマスプレゼントって感じじゃないですよね？」
姉友「でも姉が欲しがってるものって言ったら、それぐらいしかないよ？」
139: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:45:35.31 ID:6C5CJLgeo
〜ケーキ屋〜
姉友「んーっ！やっぱおいしー♪」
男（散財だけど…姉ちゃんが欲しがってるものが買えたし、まあいいか）
140: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:46:29.14 ID:6C5CJLgeo
姉友「…あんたたち、姉弟揃ってそっち方面の話はないのね…」
男「え？」
姉友「いや、姉もね、結構オトコに人気あるんだけどさ、ほとんど話をしないんだよねぇ」
141: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:49:02.26 ID:6C5CJLgeo
男（そんなはずない！姉ちゃんはいつでも俺に優しかった…）
男（それに…あのときだって…姉ちゃんは確かに言ってた！）
〜〜〜〜〜男・回想〜〜〜〜〜
142: ◆doBINqA5W6[saga]
2011/12/24(土) 23:49:53.70 ID:6C5CJLgeo
男（そうだ。姉ちゃんはあのとき確かに………………！！）
男（ちがう！姉ちゃんはあのとき『姉ちゃんの本当のお父さん』だと言っただけだ！！）
男（俺の本当のお父さんだと言ったわけじゃない…）
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