過去ログ - 死神「こんばんは、しにがみです」
1- 20
125: ◆dUccESCegJM5[saga sage]
2012/01/07(土) 00:51:59.02 ID:yPG//xWJ0
女「あ、もうこんな時間…すみません、お疲れのところに長話を…そろそろお暇しますね」スクッ

男「いえいえ、俺の方こそ…帰り道、気をつけてくださいね」

女「はい、それでは…」
以下略



126: ◆dUccESCegJM5[saga sage]
2012/01/07(土) 00:54:42.77 ID:yPG//xWJ0
男「…これは……ははっ、そっか、そっか…グスッ…よかった…」ギュッ

女「…大切なものなんですか?」

男「はい……大切な人からの、預かり物です…」
以下略



127: ◆dUccESCegJM5[saga sage]
2012/01/07(土) 00:57:26.81 ID:yPG//xWJ0




――
以下略



128: ◆dUccESCegJM5[saga sage]
2012/01/07(土) 01:04:58.03 ID:yPG//xWJ0
死神「貴方は黙って子供たちにプレゼントを配っていればいいんですよ」

「ホホッ、じゃからわしは、ほんの少しの奇跡というプレゼントを彼にしたのじゃよ。彼が運ばれた病院にたまたま名医がいた程度のささやかなものをのう」

死神「そんなの、ただの屁理屈じゃないですか…はぁ、あれだけ面倒を見てあっさり生き返られたら死神としての立場がないですよ…」
以下略



129: ◆dUccESCegJM5[saga sage]
2012/01/07(土) 01:05:44.21 ID:yPG//xWJ0
「フォッフォッ、なに難しいことではない。お主が彼と心を通わせていた間に、わしは彼に奇跡を届けることができた。つまりは、彼を助けたのはお主自身ということじゃな」

死神「……そんなわけ、ないです」

「ホホホッ、照れるな照れるな」
以下略



130: ◆dUccESCegJM5[saga sage]
2012/01/07(土) 01:07:25.43 ID:yPG//xWJ0
死神「はぁ、まったくもう…」

死神「……まあ、どのみち髪留めは返してもらわなくてはなりませんか…」

死神「…その時が来るまで、精一杯生きれるといいですね…なんて」フフッ
以下略



131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/07(土) 01:23:23.42 ID:AB9Q0yaDO

なんかほっこりした


132: ◆dUccESCegJM5[saga sage]
2012/01/07(土) 01:25:00.79 ID:yPG//xWJ0
以上です。拙い文章に長々とお付き合いいただき、ありがとうございました

当初、50スレもいかないかなーとか思ってたのにどうしてこうなった…
年も明けたっていうのにこのオチとか、ね
ネタを思いついたのが24日だったので仕方が無いですが…
以下略



133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/01/07(土) 05:49:13.79 ID:OVq+3DLJo
乙!


134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/07(土) 08:13:23.08 ID:odDDCvBfo
乙でした!
素敵な話だった


134Res/62.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice