過去ログ - 勇者「幼女と姉さんとスライムたちで旅に出ることになった」
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1: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:15:49.97 ID:FFQt3Js10
「……おかーさん」

「? なあに?」

「……ねられないの……」

「……あらあら」

「なにか、おはなしして?」

「お話?」

「うん」

「…………そうね」

「……」

「…………昔、あるところに――」


2: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:16:20.85 ID:FFQt3Js10
【 あるところに――勇者さまが居ました 】



3: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:16:52.33 ID:FFQt3Js10
王様「おお。来てくれたか」

勇者「はい。……突然呼び出すなんて、どうしたのですか?」

王様「うむ。まあ掛けなさい」
以下略



4: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:18:04.84 ID:FFQt3Js10
王様「いきなりで申し訳ないが、本題から話させてもらうぞ」

勇者「? はい……」

王様「……勇者よ」
以下略



5: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:19:23.18 ID:FFQt3Js10
勇者「し、しかし……。魔王軍は数年前から衰退の一途を辿っているのでは?」

王様「……それがだな。ここ最近になって、急に勢力を伸ばしてきたのだ」

勇者「はあ……。何故なのかは分かっているのですか?」
以下略



6: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:21:22.35 ID:FFQt3Js10
王様「それだけなら、まだ警戒だけで済むのだが……」

勇者「……」

王様「我々の所領と魔王軍の領土との間に結界があるのは知っているだろう?」
以下略



7: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:25:11.35 ID:FFQt3Js10
王様「それに加えて」

勇者「?」

王様「我が国の特長はなんと言っても、緑豊かなことだ」
以下略



8: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:25:49.20 ID:FFQt3Js10
【 勇者さまは王様に呼ばれ、『魔王を倒せ』と命じられました 】


9: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:27:31.29 ID:FFQt3Js10
王様「我が国から勇者への支援の程は尽くすつもりだ」

勇者「……は、はあ……」

王様「……急な話で申し訳無いとは思っている。どうか引き受けてくれないだろうか?」
以下略



10: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/25(日) 23:29:27.28 ID:FFQt3Js10
王様「……出てこい」

勇者「…………」

王様「…………」
以下略



11: ◆45r8PrbBts[sage]
2011/12/25(日) 23:30:09.26 ID:FFQt3Js10
書き溜めちょっとしか無いけど今日から書きたいと思います

ひとまずまた明日


12:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/26(月) 00:57:55.62 ID:6tYU/Vm/o
期待


13:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/26(月) 06:53:31.54 ID:tfS5rdxIO
期待乙


14: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/26(月) 13:13:12.16 ID:A6Dy/FM80
10レス程投下


15: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/26(月) 13:16:38.52 ID:A6Dy/FM80
勇者「……す、すみません。私の目に狂いが無ければなんですが……。あれは……ごく普通の女の子では……?」

王様「勇者よ、安心しろ。彼女は十二分に戦える能力が備わっている」

勇者「し、しかし! あんな女の子を魔王軍に向かわせるなんて、いくらなんでも……」
以下略



16: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/26(月) 13:23:44.29 ID:A6Dy/FM80
王様「勇者よ。話を変えるが、大魔法使いさまの話を知っているか?」

勇者「……は、はい。かつて、この世界を治めたという、あの大魔法使いさまですよね?」

王様「そうだ」
以下略



17:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/26(月) 13:27:46.01 ID:6jtpkEASO
お前か
支援


18: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/26(月) 13:29:40.66 ID:A6Dy/FM80
勇者「い、いやいや。いくらなんでもそれは信じがたいものがありますよ、王様」

王様「……まあそうだろうな。私も最初は耳を疑ったくらいだ」

勇者「…………仮に大魔法使いさまの末裔だとして、ですよ?」
以下略



19: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/26(月) 13:34:26.51 ID:A6Dy/FM80
王様「……しかし、彼女の中に大魔法使いさまの血が流れているのは確かなのだ」

勇者「は、はぁ……」

幼女「……」
以下略



20: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/26(月) 13:41:07.40 ID:A6Dy/FM80
勇者「でも……。……僕が彼女を守りきれる自信は……、無いです……」

王様「そうか? 勇者は常日頃から身体鍛練を欠かさないと聞くが」

勇者「自分の中では一所懸命にやっているつもりですが、実戦は未だ熟れていません……」
以下略



21: ◆45r8PrbBts[saga]
2011/12/26(月) 13:48:02.34 ID:A6Dy/FM80
【 勇者さまは、大魔法使いさまの末裔である女の子と旅に出ることになりました 】


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