77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage saga]
2012/01/08(日) 02:58:07.61 ID:stJi0ct8o
勇者「そういえば、そのケーキを出す呪文の名前、決まったのか?」
魔使♀「半月前から決まっているわ」
勇者「へえ、何ていうんだ?」
魔使♀「『ケーキ』」
勇者「それでいいのかっ!?」
魔使♀「呪文に名前そのものは必要だけど、名前の決め方に意味はないわ」
魔使♀「そんなことに悩む時間があるなら、一刻も早く呪文を完成させるべきよ」
勇者「で、その新呪文『ケーキ』はどんな塩梅なんだ?」
魔使♀「早ければ今日中に完成できそう、とだけ言っておくわ」
勇者「本当か! いやー食べてみたいなぁ魔法使いのケーキ」
魔使♀「あなたに食べさせてあげるなんて一言も言ってないわ」
勇者「どうかこの卑しき勇者めに、大魔道士様の新呪文の賜物をご賞味させてくださいまし」
魔使♀「考えてあげてもいいわ」
勇者「やった!」
魔使♀「考えてあげると言ったのよ。あなたに食べさせてあげるとは名言してないわ」
勇者「期待しておくよ!」
魔使♀「勝手にしておきなさい」
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