過去ログ - スライム「最強になるのですよ！」
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2011/12/31(土) 01:41:32.07 ID:xlHhQ3Ej0
僧侶「一週間アニメ禁止です！！宿屋についたらずっとお勉強です！！」
スライム「にゅゆぉぉおおおおおお！！！！鬼ですよー！悪魔ですよー！！おっぱいちっちゃいですよ！！！」
僧侶「っっ！？二週間に増やされたいんですかぁ！！？」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
スライム「ごめんなさいですよー」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
僧侶「とにかく反省しなさい！今日はもう寝ます！」ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ
ガチャン！！！！ バタン！！！
スライム「……」ｸﾞｽｯ
スライム「ﾋｯｸ……」ｳﾙｳﾙ
スライム「ふえぇぇぇええん！！ごめんなさぁぁぁい！！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
勇者「よしよし…修行がしたかったんだよね。強くなって僧侶ちゃんを守りたかったんだよね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
スライム「ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸﾋｯｸ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
勇者「大丈夫。僧侶ちゃんもちゃんとわかってるから。ただね、僧侶ちゃんはスライム君のことがすごい心配だっただけなの、だからあんなに厳しく怒っちゃったの。スライム君がいなくなったときにね、一番心配して泣きそうだったのは僧侶ちゃんなの。警察を呼ぼうかって話になって、私が説得したんだけど……僧侶ちゃんがね、どんな人よりもね、大好きなのはスライムくんなんだよ。それはね分かってあげて。スライム君も僧侶ちゃんのこと好きだよね？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
スライム「うぅ…ｸﾞｽｯ…だいしゅきでしゅぅ…ﾋｯｸ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
勇者「じゃあ、ほら一緒に謝りに行こう。きっと許してくれるから！」ﾆｺｯ
スライム「ﾋｯｸﾋｯｸ…ゆうしゃしゃん、ありがとうでしゅよぅ…」ﾋｯｸ…
その後、勇者ちゃんに連れられて謝りに行ったスライム君は泣きながら、おねえちゃん大好きですごめんなさい。とくり返し謝ったというという。顔をぐじゃぐじゃにしながら必死に謝るスライムくんに僧侶ちゃんも優しい笑顔で応え、アニメ一週間無しも無事取り消されたという。
その後、僧侶ちゃんはスライム君を優しく抱きしめながら眠り、スライム君も優しいおねえちゃんの愛に包まれながら安らかに眠りについたという。その姿はたとえ血が繋がっていなくとも、種族が全く違えども、世界中どんな家族にも負けないあたたかさが、確かに満ちていたという。
本日はここまでに致します。またあす以降もよろしくお願いいたします。
おやすみなさい！
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