過去ログ - スライム「最強になるのですよ!」
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471:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/08(日) 00:40:35.91 ID:wzTj+Fb70
メタルスライム「しゃかしゃかぶーん」
メタルスライム は ようすをみている
スライム「僕の力が通用するか試すですよー」
観客「スライムとかwwwなんでエスターク杯に出てるわけwww瞬殺されるだろwww」
観客「うわwwwwかわいそうwwwつか調教師なんでスライムで勝てると思ったんだよwwwww」
観客「ひっこめー!!雑魚がぁ!!」ヒュン
観客「冷めるわーつまんねぇあ試合だよ。さっさと死ねよ!スライム!!」
奴隷「くっ…やつら!」
サキュバス「いいの、言わせておけばいいの。このあとが楽しみなの」ニヤッ
スライム「とりあえず角ドリル行くですよー」シュルルウ
観客「おいwww相手何もしてないのにビビって縮こまってるぜwwwwあのスライムww」
観客「おいおいー棄権させてやれよー」
観客「うぜぇんだよ!!!弱ぇなら出てくんな!!」バシッ
観客「早くしろよぉ!!雑魚がぁ!!!あぁ!!!??」
観客「しーね!しーね!」
観客「しーね!しーね!」
観客から沸き起こる死ねコール、しかしスライム君にはそんなこと全く関係なかった。特に気にもせず自らの体を極限まで縮こめる。集中に集中を重ねて、深く相手の動きに敏感になり、呼吸で相手の動きを探る。スライム君は久々の試合に興奮し、そして深く深く集中をしていた。そこはまるで海の中だった。彼ら二人以外は誰も存在しないかのように、深い海の中をただただ深く潜り、海面に飛び出る瞬間を探していた。そして相手がいよいよ動き出そうとするとき、スライム君はその体を、誰もが感知できないようなスピードで、メタルスライムへと解き放った。
観客「しーねし………あ」
観客「しーwww……え…」
観客「お……おい……」シーン
闘技場は一瞬でで静まり返っていた。まるでスライム君が潜っていた海のように。やじを飛ばしていた彼らも、爆音が聞こえたのちに、粉々に砕けたメタルスライムの側で、背中を見せながら悠然と鼻歌を歌っているその姿に度肝を抜かれた。そして一瞬遅れて鳥肌が立ってくる。まさか、あの最弱と言われたスライムが格が違う上位種のレアモンスターを一瞬で粉々にしたのだ。そして、その闘技場は今までになかったほどの大歓声に包まれる
観客「うぉぉおぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
観客「かっけぇええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
観客「な…なんだこいつ……まじやべぇぇええええええええ!!!!!!!!」
観客「うぉぉぉおぉおおおおおおおお!!!こんなに鳥肌が立ったの十年ぶりじゃぁ!!!」
観客「祭りじゃぁ!!今日は祭りじゃぁ!!!」
観客「わ…私サインもらってこよー!!あの子のファンになる!!」
観客「ずるーい!私も!私も!」
観客は手のひらを返したようにスライム君に向けて大きな拍手を贈り、声援を飛ばし、観客は大いに盛り上がりダイブやモッシュなどが起こる始末だった。それだけの衝撃を彼らに与えたのだ。しかし等のスライム君は鼻歌を歌いながら、焼きそばの屋台の方に向かっていってしまった。
奴隷「ははっ……心配するだけ無駄だったのかな?」
サキュバス「スライム君はなにげにヒーロー気質なの……なんだかんだ誰からも好かれてしまうの」
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