過去ログ - スライム「最強になるのですよ!」
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67:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/28(水) 02:55:23.83 ID:j/8zhv3L0
>>65 モンスターファームとかの技でありそう!
>>66  まさに必殺技!




スライム「前みた『あにめ』では回転しながら敵に突っ込んでたですよ!僕もヒーローみたいにかっこいいのやるですよープルプル〜」ピョンッ!

スライム「ひっさつ、角ドリル!!!やるですよぅ!!!!!」


スライムは勢いをつけるために、できる限りまで小さく縮み始めた。そこから元へ戻ろうとする反動を利用し、目標に向かって勢い良く跳ね始める。そのスピードはまさに銃弾のように、よほどの動体視力を持った達人でなければ、目で負えないほどのスピードであった。
スライムは更に、そこに回転を加える。加えると言ったものの、もともと縮むときにねじれながら縮んでいたため、もとに戻ろうとする時に、ねじれが逆方向に戻ろうとし、驚異的な回転力を生み出していた。そして兜に付いている長い一角はドリルと化し、相手が認識できないほどのスピードで勢い良く突っ込む。これを食らった者はよほどの強者でない限り、一発で殺られてしまうだろう。

ただ、発動に時間が掛かってしまうのと、発動後に目を回し動けなくなてしまうのが弱点だ。当たらなかった場合は、むしろ隙だらけになってしまう。

まさに諸刃の剣!スライム君、気を付けて!


スライム「頭の中で誰かがしゃべってるような気がするですよー」ギュゥゥゥウゥウウ

スライム「でも関係なしに突っ込んでやるですよ!」

スライム「いくですよ!」


バシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シュン……ッ

ドォォォオオオオオオオオオオオン!!!!


スライム君は目を回しながら目標の木を突き抜けていった。範囲が狭いこともあり、木を倒すまでには至らなかったが、その木に大きな穴を開け、回転の熱によって内部を溶かという、驚くほどの威力を持っていた。ただ、スライム君はそれを確認することもできず、木から少し離れた地面に見事に突き刺さっていた。


スライム「ふにゃぁ………(目がぐるぐるしてる)」クラクラ


勇者「え!?すごい音したけど、スライム君……って、えぇええ!?何やらすごいことが起こっているぅ!!」

勇者「なんでスライム君が地面に突き刺さっているの!?なんで木に穴があいてるの!?なんで溶けてるの!?」アセアセ

勇者「も……もしや、スライム君がやったのかな……ッ!」アワアワ

勇者「もしかしたらこの子は……すごい子なのかも……」



スライム「きゅー……」グルグル


そして、スライム君は勇者ちゃんに抱きかかえられ、宿まで届けられた。その後、二人の看病の後、スライム君が起きて最初に喋った言葉は「ごはんですよ!」だったという。お腹がすいていたスライム君は、たくさんのキャンディを食べて、楽しそうにはしゃぎながら眠ってしまったという。

さて、愉快な仲間を持った勇者ちゃん。ちょっぴり怖がりで、優しい僧侶ちゃん。なにやら、すごい才能を秘めているかもしれないちょっとおかしなスライム君。三人の旅はこれからどうなっていくのでしょうか。三人の行先に新しい仲間は待っているのでしょうか。


きょうはこれにておしまい。



安価してくださった方々、ありがとうございます! 続きは明日以降に書きますゆえに

おやすみなさい。




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