過去ログ - スライム「最強になるのですよ!」
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684:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/12(木) 00:07:24.72 ID:PZINl2kX0
勇者「うわぁー……」
僧侶「………」
奴隷「……ハァ」
スライム「おもしろすぎですよー!!!!」キャイキャイ
ごぶりん「うぅ……グスッ」
ごぶりん「い…いいんです……ヒックヒック……こういうの慣れてますから…」
ごぶりん「でも私……みんなを笑顔にしたくて……ウルウル…だから…」
ごぶりん「ヒック……ごめんなさい……ごめんなさい…」
ごぶりんはそのあまりに冷たい空気に耐え切れず、へたりこんで泣き出してしまった。ごぶりんは勇者や奴隷が余りにも冷めた目をするので殺されると思い、ブルブルと震えながら、ただただ下を向いて泣いていた。笑わせようとやって来たことが逆にみんなを冷めさせて、さらには勇者様の前で恥をかいたこともあって、ごぶりんはすっかり死を決めて、いろいろな想い出を思い出し、優しくされたこと、親に甘えたこと、叱られたことが走馬灯のように吹き出して、涙が止まらなかった。自分は何もできないダメな奴だと悔しくて、それでも優しくしてくれた親の顔が浮かんで、涙が滝のようにあふれ、胸がひたすら苦しくなった。死ぬことは怖かった。ただ、もう自分には死しか残されていなような気がした。
スライム「み…みんなどうしたですよー!?」
僧侶「いや、びっくりしてしまって…」
その時、勇者はおもむろにゴブリン君へと向かって歩きだした。
勇者は何を言った? 安価下1
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