過去ログ - スライム「最強になるのですよ！」
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2012/01/18(水) 22:55:44.59 ID:gPZxL2Ea0
僧侶「とりあえずお祈りしましょう…」
僧侶「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……」
僧侶「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…………」
看守「あれ…なんかすごくきれいで美しい声でお祈りが聞こえる……」
衛兵「なんか…すごい……耳元でささやかれてるような……」
看守２「優しくてとろけそうになるなぁ……」
看守「あぁ……」ﾄﾛｰﾝ
看守２「ふわぁ〜…力が抜け……子守唄みたい……やさし…い…」ﾄﾛｰﾝ
衛兵「すごい……気持ちいい……この美しい少女の声……もっと…きいていた…い」ﾄﾛｰﾝ
僧侶「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
看守「……」ﾎﾞｰ
看守２「…」ﾄﾛｰﾝ
衛兵「」ﾎﾞｰ
僧侶ちゃんがお祈りの際に発する優しくて澄んだこそばゆい声は、日々蔑み疲れ切った彼らの体の中にしみ込んでいき、とても気持ちよく体を震わせた。耳元で優しく、こしょこしょとささやかれているようなくすぐったく優しいお祈りに、看守たちは聞き惚れて、いわゆる催眠状態に近い状態になってしまった。僧侶の澄んだ声は小さいながらも、高い声なので空気を震わせ遠くまでしっかりと聞こえる。その優しい音色に、聞いていたものは身をゆだね、とろんとした目でゆらゆら動いていた。まるで愛しき母や姉に抱かれてささやかれているように、慈愛に満ちた声に彼らの力が抜けきった。
僧侶「神様お救いください。無実な我らをこの牢からお出しになってください」
衛兵「……」ﾄﾛｰﾝ
看守「……はい…。出し…ます…。」ﾄﾛｰﾝ
看守２「鍵を…」ｶﾞﾁｬﾘ
看守「わかった……」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
看守２「今……お救いします……美しい声の女神様……」ﾄﾛｰﾝ
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ ｶﾞﾁｬﾝ！
エルフ「開きました！！」ｳﾙｳﾙ
勇者「やったぁ！！」
スライム「やっぱり僧侶さんはすごいですよー！」
僧侶「…え？？」
サキュバス「よくやったの！後でご褒美に気持ち良くしてあげるの！！」
奴隷「とりあえず僧侶ちゃんはそのままお祈りしながら歩いてて」
僧侶「は…はい、わかりました…？」
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