166:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:43:38.13 ID:4PHCwqlYo
「頭冷えた?」
「痛くて熱持ってるけど、まあ」
「そっか、あんたまで殴り倒さなきゃいけないところだったよ」
「殴り飛ばされはしたけどね」
ちょっとだけ冷静さを取り戻して。
あたりを見回してみれば、もうキュゥべえはいなくなってしまっていた。
言うだけ言って、行ってしまった。
残されたのは、気絶した群集と、気絶させた魔法少女二人と、あたしと杏子。
呆然とあたりを見回してみて、ここまで起きた事を頭の中で整理してみて、改めて爆発しそうになる。
キャパ超えって奴だった。
「で、どうしよう……」
「とりあえず、こいつら寝かせっぱなしにする訳にもいかねーし」
「警察呼んで、あとは」
仁美たちは、警察に任せておけばいいだろう。
でもこの二人は訳が違う。
今は眠っているけれど、一度起きてしまえば、どうなってしまうのか想像も付かない。
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