242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:19:58.65 ID:hECzvffYo
「痛くないんだ。でも、寒いとか、何かが抜けていくとか、そういう感覚はあるんだ」
「あたし、やっと分かった気がする」
「キュゥべえの言ってること、全部本当なんだ。あたしたちはとっくに死んでて」
「あとは絶望して、魔女として収穫されるだけなんだ」
「あたしってほんとバカだなあ。こうなってみないと分からないなんて」
その独白は、あまりにも。
さやかちゃんが自分の体でその事実を証明したのは、わたしたちにとっても同じことで。
どこか彼方の話に聞こえて現実味の無かった絶望が、かつて右腕のあった空間を握り締めるさやかちゃんの形を取って。
わたしたちの間に降りて来る。
だからわたしは、それに抗おうとした。
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