過去ログ - まどか「勇気を」
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263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 21:59:20.31 ID:hECzvffYo

「そのキュゥべえという子は、この部屋に?」

「いるよ、忌々しい事にね」

「おや、気付かれていたのか」

「バカにしないでよね」

「……私には見えませんし、聞こえませんわね。それはつまり、魔法少女としての素養が無いと」

「たぶん、そういうことだと思う」

「そうですか」


目に見えて沈んでいたけど。
それはあたしにとって、むしろ歓迎すべき事だった。
この手で被害者を増やす事は、確かに、耐えられるようなものではなかった。

同時に、あたしの存在がマミさんを追い詰めたんだろうとも思う。
今になってやっと分かる。
どれほどマミさんが心を磨り減らしたかは、想像もつかないほどだけど。
それは間違いなくとても痛いのだろうと、それだけは分かる。



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