270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:07:16.23 ID:hECzvffYo
病室で目を覚ましたとき。
ホムと名前を付けたとき。
学校で自己紹介をしたとき。
保健室に入ったとき。
さやかちゃんが魔女を倒したときや、マミさんにリボンで縛られたとき。
消しても消しきれなかったあなたの欠片は、その存在を確かに主張していた。
どこで。
それは。
わたしの、こころのなかで。
「わたし、思うんだ」
「わたし一人じゃ、きっとこの道は歩けなかった。でもわたしはここにいる」
「わたしの心の支えになってくれたなにか、それはなんだろうって考えて、分かったんだよ」
「きっとね」
「あなたの欠片は、ここにあるんだ」
ソウルジェムを両手に持ち、高く掲げる。
空中に浮き上がり、光を放ち始めるそれに、魔法少女に変身して、力を込める。
わたしが手に入れた、取り戻す願いが与えてくれた、『復元』の力を。
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