309:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:20:29.65 ID:83RZktFxo
いつまでもこうしている訳にはいかないと、そう思ったのは同時だった。
声を上げようとした私に先んじて、まどかが私の手を引き立ち上がらせる。
「じゃあ、行こうか」
「どこへ?」
「さやかちゃんを連れて、マミさんの家にね」
その意味は。
この世界がどのように移ろっているのか、それは私には分からなくて。
その説明をお願いしようかと思ったけれど、その話し振りから何となく察する事ができたから、やめておいた。
「美樹さやかも、魔法少女に」
「……うん」
もう立ち上がってドアの方を向いているまどかの表情は窺う事はできない。
でも、その声は沈んだものじゃなく、力強いものだった。
「大丈夫。あんなことには、絶対にさせない」
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