352:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:25:15.56 ID:pcUKEDTyo
【Side:美樹さやか】
夜道はもう、かなり寒い。
まどかから詳しいことを聞き、概ね合意して、一度解散したあたしたちは思い思いに残りの時間を過ごすことになって。
こうしてあたしは仁美と夜の見滝原を散歩している。
ただ一人の一般人としてあの場に居た仁美が思い詰めてはいないか、心配だったから。
「仁美はさ、あの話聞いてどう思った?」
「どうもこうもありませんわ。デウスなんて言葉を聞くことになるとは思ってもいませんでした」
「まあ、神サマだもんねえ」
適当に相槌を打っては来るけど、その面持ちは暗い。
少し先を歩く彼女の横顔はいつか見たものとよく似ていた。
何も出来ないと自分を責めていた、まどかのそれとよく似ていた。
何か言葉を選ぼうとするけど、どうしてもうまい言葉が思い付かず、結果的に先手を取られてしまう。
「私、無力です」
「私には何も出来ないのでしょうか」
「あなた方が無事に帰るのを、ただ座して待つことしか出来ないのでしょうか」
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