356:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:28:17.10 ID:pcUKEDTyo
「同情されて譲られて、それであたしが満足すると思う?」
「全く、思いませんわね」
目の前にいるのは、力のない一般人などでは、もはやなく。
大切な人の一番を争う好敵手。
右手を突き出し、突き合わせ、言葉を交わす。
「ワルプルギスの夜を越えて」
「選んで頂きましょう。同時に、思いを伝えて」
「余計なことは一切なし。あたしの願いのことも、あたしの体のことも」
「上等ですわ」
これでますます死んでやるわけにはいかなくなった。
どれほどの困難が待っているのかは知らないけれど。
今のあたしを、生半可なことで殺せると思うんじゃない。
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