409:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 23:14:20.30 ID:Z92gKdK4o
【Side:鹿目まどか】
みんなと待ち合わせた橋の上。
わたしはほむらちゃんと一緒に支度を済ませ、こうして一足早く待っている。
ホムを抱えながら、パパとママの見送りを後ろに受けて。
「ホム、元気でね」
「みゃーお」
「この子、エイミーじゃないの?」
「ふふ、この世界ではホムって名前を付けたんだよ」
「なんか恥ずかしいな」
ホムはさすがに連れて行けないため、うちで預かってもらうことになった。
そもそも旅に出ることから大騒ぎになったため、かなり交渉は大変だったけれど。
それでも二人とも、最後には、笑って送り出してくれた。
ホムを撫でながら、思う。
この子がわたしの全ての始まりだった。
この子を助けたいと願ったのが、わたしの魔法少女としての最初の一歩だった。
そしてこの世界で、ほむらちゃんの欠片を真っ先に感じた、最初の一歩だった。
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