過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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151: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/01/16(月) 21:36:50.21 ID:6AV7Yszr0


「ひ、姫宮先輩は…」

「なんでしょうか?」

「姫宮先輩は、それでいいんですか…?」


アンシーを見つめる。
そこには何の迷いも、戸惑いもない。
ただほんのりとした、微笑みがあるだけだ。
どうして、そんな顔ができるのか。
まどかにはその理由がわからない


「姫宮先輩だって、天上先輩に、その、守られてばかりじゃないんですか? 
そんな自分が嫌にならないんですか? そのままで、本当にいいんですか……?」


天上ウテナと姫宮アンシー。

その関係は、自分とさやかの関係とよく似ているように思えた。
アンシーは人前に出るのが苦手で、ウテナがそれを引っ張る。
友達を作るのが苦手なのは、自分も同じだ。

事実、鳳学園で自分の力だけで出来た友達はいない。
親しい人間は、全部さやかのおかげで出来たようなものだ。

アンシーは自分と同じなのだと思っていた。
友達に何も返せず、頼ってしまっているのだと。
だから、『ウテナ様』なのではないかと。








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