過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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16: ◆ctuEhmj40s[saga]
2011/12/30(金) 17:18:02.04 ID:Bva5EhyZ0


「君たちには、東館の寮の方で過ごしてもらいます」


 期間中は、住居も互いの学校が用意した場所を使う。距離の遠い学校同士が決めた取り決めだった。
 
 まどか達は、これから寮に案内されることになっている。


「あそこは人が少なくてね、今は君たち以外には二人しか使っていないんだ。
 君たちも、知らない人が多いところに入れられて大変だろうから。そのように手配したんだけど、大丈夫かな?」

「いえ、心遣いありがとうございます」

「その二人は、学園内じゃなかなか有名な生徒でね。だからこそ、彼女たちの素行の良さは理事長代行の僕が保障しよう。
 何かあったらその二人に聞くといい。君たちに親身になってくれるはずだ。
 一つ上だけど、きっと仲良くできるはずだよ」


 そこで理事長である鳳暁生は、ニコリと優しく微笑んだ。

 その笑顔は、実に爽やかかつミステリアスであり、見るものを魅了する。

 その微笑みに、さやかはこれを見れただけでも来た価値があったかな、と思い、
 まどかは、これからの生活にささやかな希望と不安を感じることとなった。








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