過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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56: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/01/05(木) 21:45:11.68 ID:thPNFkWS0


「あんなに質問されると、なんか、あたしの人生を根こそぎ持ってかれるような気分だったよ」

「まぁ、あんな風になるのは今だけだよ。少し経てば落ち着くよ、さやかちゃん」

「おっ? 経験者は語るねー。いやー、そうじゃないと身が持たないっスよ。先輩」


からかうように、さやかが言う。確かに、この場合自分は先輩になるのだろうか。
 
そう思うと、まどかは不思議な気分になる。
さやかに先輩と呼ばれる日が来るとは、思ってもみなかった。

かつて、まどかは転校した時、なかなか周囲に馴染めなかった。

その時、色々と助けてくれたのがさやかだ。
それからまどかは友達を増えていき、クラスに溶け込めるようになったのだ。

さやかに助けられたのは、まどかの大切な思い出だ。

もしかしたら、今度は自分がさやかにそのようなことができるのだろうか。
もしさやかを引っ張れるようになれば、自分は変われるかもしれない。








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