過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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66: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/01/05(木) 22:15:12.66 ID:thPNFkWS0


(この人が、生徒会の人なんだ…)

(うーむ、噂にたがわぬ美少年。このレベルが何人もいるのか…)

(凄い人なんだろうな…)


後ろめたいことを話しているわけではないが、つい小声になってしまう。
同年代とはいえ、面と向かって話すにはまどか達には少々気が引けた。それほど、噂で聞いた生徒会メンバーという人物は遠い存在に思えたのだ。

生徒から絶大な人気を誇り、学内の秩序と風紀を守っている生徒会。
そこには各分野の秀才や天才が集まるという。

秀才や天才などという言葉は、まどか達にとっては無縁の言葉だった。
そのように呼ばれた記憶はないし、おそらくこれからも呼ばれることはないだろう。
学園全体に認められた彼らは、自分たちとは次元の違う存在のように思えた。
この鳳学園に認められたのなら、なおさらだ。


「鹿目さん、美樹さん」

「は、はい!」

「何かあったら、生徒会を頼ってください。我々は貴方たちの力になりますよ」

「わ、わかりました…」


幹と会話するまどか達は、どことなくぎこちない。
やはりまだ鳳学園に来たばかりで、緊張しているのだろうか。
もしかしたら、男子に話しかけられることに慣れていないのかもしれない。

微妙に的を外しているのだが、ウテナはそのことには気づかなかった。


「音楽室にも、よかったらぜひ顔を見せてください。僕は大体、放課後はそこに…」








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