過去ログ - 恭介「君の父さんの遺志を継ぐ」杏子「ふざけるな」
1- 20
112: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:55:35.55 ID:JxoyR7tu0
杏子「……」

恭介「…それで、…杏子のことを考えてるうちに、いつの間にか好きになってた…」

杏子「…ふーん」
以下略



113: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:55:57.45 ID:JxoyR7tu0
恭介「…君は、一体…」

杏子「ん?」

恭介が左手で握り返した
以下略



114: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:56:41.05 ID:JxoyR7tu0
杏子「……」

恭介「ありがとう」

杏子「だからこれは…」
以下略



115: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:01:08.67 ID:JxoyR7tu0
杏子「……」

恭介「…杏子」

杏子「ん?」
以下略



116: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:01:36.56 ID:JxoyR7tu0
――夕方。病院の前
杏子が煉りようかんを食べている

さやか「…!」

以下略



117: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:02:07.59 ID:JxoyR7tu0
杏子「…治療はまだ途中だったんだ。確かに坊やには『あたしは治せない』って言ったけどね
   だってそう思わせといたほうが、無事に動くようになった時に坊やも喜ぶだろ?」

さやか「…本当言うとさ、もうあんたには恭介と会ってほしくないんだよね」

以下略



118: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:02:41.03 ID:JxoyR7tu0
杏子「はぁ? 『坊やと友達になるな』なんて一言も言われてねーぞ」

さやか「ふーん…『友達』ねぇ」

杏子「何だよ。悪いか?」
以下略



119: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:03:10.82 ID:JxoyR7tu0
――――――――
――翌日。病院
杏子が屋上に上がった

恭介が車椅子に座ってバイオリンを弾いている
以下略



120: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:03:41.19 ID:JxoyR7tu0
杏子「そのバイオリン、どうしたんだ? 親に新しく買ってもらったのかい?」

恭介「これは…。実はさ、父さんが捨てずに取っておいてくれたらしいんだ
   昨日さやかやみんなが集まって、手が動くようになったこと、お祝いしてくれて…」

以下略



121: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:04:11.44 ID:JxoyR7tu0
杏子「……。間違ってもさやかにそんなこと言うなよ」

恭介「え…? どうして…?」

杏子「…あんたは手が治ったことを素直に喜べばいい
以下略



122: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:05:24.99 ID:JxoyR7tu0
杏子「あたしのことそんなに好きか?」

下を向く恭介

杏子(…惨めな思いさせたまんまだったな…)
以下略



439Res/272.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice