過去ログ - 恭介「君の父さんの遺志を継ぐ」杏子「ふざけるな」
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117: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:02:07.59 ID:JxoyR7tu0
杏子「…治療はまだ途中だったんだ。確かに坊やには『あたしは治せない』って言ったけどね
   だってそう思わせといたほうが、無事に動くようになった時に坊やも喜ぶだろ?」

さやか「…本当言うとさ、もうあんたには恭介と会ってほしくないんだよね」

以下略



118: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:02:41.03 ID:JxoyR7tu0
杏子「はぁ? 『坊やと友達になるな』なんて一言も言われてねーぞ」

さやか「ふーん…『友達』ねぇ」

杏子「何だよ。悪いか?」
以下略



119: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:03:10.82 ID:JxoyR7tu0
――――――――
――翌日。病院
杏子が屋上に上がった

恭介が車椅子に座ってバイオリンを弾いている
以下略



120: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:03:41.19 ID:JxoyR7tu0
杏子「そのバイオリン、どうしたんだ? 親に新しく買ってもらったのかい?」

恭介「これは…。実はさ、父さんが捨てずに取っておいてくれたらしいんだ
   昨日さやかやみんなが集まって、手が動くようになったこと、お祝いしてくれて…」

以下略



121: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:04:11.44 ID:JxoyR7tu0
杏子「……。間違ってもさやかにそんなこと言うなよ」

恭介「え…? どうして…?」

杏子「…あんたは手が治ったことを素直に喜べばいい
以下略



122: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:05:24.99 ID:JxoyR7tu0
杏子「あたしのことそんなに好きか?」

下を向く恭介

杏子(…惨めな思いさせたまんまだったな…)
以下略



123: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:06:01.16 ID:JxoyR7tu0
恭介「これ、本当はバイオリンの曲じゃないんだ。ピアノと合わせる為に、僕が考えたんだけど…」

杏子「『考えた』?」

恭介「明日にでも、一緒に弾こう?」
以下略



124: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:06:38.35 ID:JxoyR7tu0
――――――――
――夜
4人が魔獣退治を終えた

マミ「――昨日より、1歩前進したんじゃないかしら」
以下略



125: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:07:14.46 ID:JxoyR7tu0
杏子「ん? あとたった2日で一体どうするつもりだ?」

さやか「ええ…? 何よ、2日って…」

杏子「坊やと会ってないのか?」
以下略



126: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:07:48.43 ID:JxoyR7tu0
杏子「本っ当にもう…ちっとは後輩らしくしろっつーの」

マミ「まあまあ。せっかく仲間になったんだし、2人とも仲良くね」

さやか「はーい…」
以下略



127: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 04:08:22.58 ID:JxoyR7tu0
マミ「そう? それならいいんだけど。困ったことがあったらいつでも言ってね
   魔法少女にとって、心のケアはとても大切なことなの
   どんな些細なことでも相談に乗るから、遠慮しちゃ駄目だよ」

さやか「うん…。あたしは今の所平気だよ。もう契約しちゃったんだし、
以下略



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