過去ログ - 恭介「君の父さんの遺志を継ぐ」杏子「ふざけるな」
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319: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:50:15.72 ID:JxoyR7tu0
杏子「っ……」

息が荒くなっていく

生唾を飲み込み、浴槽に頭をぶつけた
以下略



320: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:51:07.09 ID:JxoyR7tu0
杏子「……」

杏子(何やってんだ、あたし…)

耳を塞ぐように頭を抱え、背中を丸めた
以下略



321: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:53:28.31 ID:JxoyR7tu0
――――――――
――2033年 冬 恭介の家

恭介(――とうとう10年か)

以下略



322: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:54:53.14 ID:JxoyR7tu0
恭介(…思えば、こいつに頼るようになったのも、杏子の夢を叶える為だったな
   いつの間にか酒に溺れる理由もなくなってしまった。今では単に依存しているだけだ)

蓋をして内ポケットに入れた

以下略



323: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:56:01.37 ID:JxoyR7tu0
恭介(何もかも時間の無駄だった! 『杏子の為』などという名分も、
   本当はちっぽけな言い訳に他ならなかった…! 彼女本人がいなくなったこんな世界で、
   私の苦しみを、そして失敗と成功を、一体誰が見守ってくれるというのか!!

   誰を救えというのか――!!)
以下略



324: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:57:03.74 ID:JxoyR7tu0
――――――――
――2011年 マミの家。外は土砂降り

杏子がテーブルに肘をついてうなだれている

以下略



325: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:57:47.43 ID:JxoyR7tu0
杏子「…!」

マミ「…この話は後でね。美味しいものを食べる時は楽しむことが一番大事だもの」

杏子「…さやかから聞いちまったのか?」
以下略



326: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:58:21.86 ID:JxoyR7tu0
杏子「黙ってたけどね…、あたしが付き合ってる奴、さやかが前から惚れてた男なんだ…」

ほむら「!」

杏子「…さやかがあたしにキレてるのはそのせいだ
以下略



327: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:59:04.67 ID:JxoyR7tu0
杏子「…あたしね。正直どっちが悪いのかわかんなくなって来ちまったんだ…
   全部あいつの自業自得だって考えるようにしてたけど、
   その気になればさやかを助けてやることだってできたはずだ…」

マミ「うん…」
以下略



328: ◆o1ehmgejyk[saga]
2012/01/01(日) 13:59:52.78 ID:JxoyR7tu0
マミ「……。あなたがきっぱり割り切れるのなら、そのほうがいいのかもね…
   美樹さんと仲直りするきっかけになるかもしれないし…。暁美さんはどう思う?」

ほむら「反対はしないわ。漫才が見られなくなるのは少し寂しいけれど」

以下略



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