過去ログ - 恭介「君の父さんの遺志を継ぐ」杏子「ふざけるな」
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82: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:39:24.54 ID:JxoyR7tu0
杏子「いいっての」

恭介「あはは」

杏子(キーボードでこれだもんな…バイオリンを持たせたら、さぞ……)
以下略



83: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:39:56.30 ID:JxoyR7tu0
恭介「…杏子のおかげじゃないかな」

杏子「何でもかんでもあたしと結び付けんなっての」

恭介「あはは」
以下略



84: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:40:28.61 ID:JxoyR7tu0
杏子「つっても、住む所に困らない程度の金はあるんだよ
   毎日ホテルに泊まって、あっちやこっちを行ったり来たり
   そうやって自由に暮らしてるのさ」

恭介「……。じゃあ、僕が引き取る」
以下略



85: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:41:01.36 ID:JxoyR7tu0
恭介「左手はもう治らないけど…それでも、何とか生きていけるような気がして来たんだ…
   それは奇跡だとか神様だとかっていうのとは関係なく、紛れもなく杏子のおかげで…

   やっと、自分のことだけじゃなくて、他人のことも見えて来てさ…
   それで、まず一番に『助けたい』って思ったのが、杏子で…」
以下略



86: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:41:35.59 ID:JxoyR7tu0
杏子「ん…」

恭介「…杏子?」

杏子「……考え事してた」
以下略



87: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:42:15.50 ID:JxoyR7tu0
杏子(は…!?)

――長い

口を塞がれたまま顔を引きつらせる杏子
以下略



88: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:42:49.09 ID:JxoyR7tu0
恭介「…ごめん…」

杏子「お前は人の体を何だと思ってんだよ」

恭介「……」
以下略



89: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:43:21.69 ID:JxoyR7tu0
杏子(キ…キスされた。…嘘じゃない…本当に口にキスされた…)

恭介「……」

杏子「…なんであんなことしたのさ?」
以下略



90: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:43:53.96 ID:JxoyR7tu0
――――――――
――2005年 杏子の家
杏子の妹が悲鳴を上げた

振り返る杏子
以下略



91: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:44:25.69 ID:JxoyR7tu0
杏子「怖がってちゃ駄目! 冷たい水だから入れても痛くないよ、ほら!」

妹「やだ…!」

怯えて杏子から離れていく
以下略



92: ◆o1ehmgejyk
2012/01/01(日) 03:44:57.89 ID:JxoyR7tu0
杏子(どうしよう…お父さんにバレたら絶対何か聞かれる…
   お母さんだったら『神様が治してくれた』って喜ぶかもしれないけど、
   お父さんは多分そんなこと言わない…)

腕の爛れが引いていく
以下略



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