過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」
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958: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:34:15.29 ID:9ZPsJgRAO

あの酒場の一件から一週間が過ぎた。

実は、あの時以来周りの視線が冷たくなった気がする。

以下略



959: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:35:09.56 ID:9ZPsJgRAO

給料を受け取ったはいいが、使い道もないのでボーっとしていたところ、ボクは賭に誘われた。

丈治「止めときなヨ、ベイブ」

以下略



960: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:37:26.07 ID:9ZPsJgRAO

眼鏡「フラッシュだ!」

今や、手元の金は元金の三倍に膨れ上がっていた。

以下略



961: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:38:30.68 ID:9ZPsJgRAO

丈治「もうこれ以上はダメ、貴様勝てないヨ!」

眼鏡「たまたまだ! 次で取り戻すんだよ!」

以下略



962: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:40:54.90 ID:9ZPsJgRAO

ボクは部屋の隅でいじけている。

テーブルの周りでは、まだゲームが続けられているのか楽しそうな笑い声が聞こえ、たまにこちらを指差し更に大きな笑い声をあげる。
屈辱だ……
以下略



963: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:41:53.22 ID:9ZPsJgRAO

丈治「ベイブ、なんで私の言うことを聞かなかったデスか……」

冷静になった今、ジョージの忠告に従うべきだったと後悔しているが、既に遅かった。

以下略



964: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:44:11.65 ID:9ZPsJgRAO

丈治「私は争い事が嫌いデス、だから立場を利用して貴様を庇ってきましタ」

眼鏡「庇う? なぜボクが庇われなきゃいけないんだ?」

以下略



965: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:45:13.19 ID:9ZPsJgRAO

丈治「それに、皆貴様が作業をサボっているのに気付きましタ」

しまった、やはり今週はやりすぎたか……

以下略



966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/17(火) 21:45:35.13 ID:PGFTAdrjP
やめときゃいいのに…


967: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:47:32.54 ID:9ZPsJgRAO

ここに至って、ボクは自分の立場が非常に危ういことに気づく。

唯一日本語を喋れるジョージの庇護を失う、それは故郷から遠く離れた地で唯一の味方を失うに等しい。

以下略



968: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/01/17(火) 21:48:39.81 ID:9ZPsJgRAO

丈治「先ほどのポーカー、タコサマされていたのに気付きませんでしたネ」

タコサマ……あぁ、イカサマか。
……イカサマ!?
以下略



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