過去ログ - はりおん! 〜播磨拳児はうんたんに恋をする〜
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◆tUNoJq4Lwk
[saga]
2012/01/03(火) 20:20:56.67 ID:c4huLTh3o
「ん?」
「どのようなご用件でしょうか」
「ああ、知り合いが出てるんで少し差し入れを……」
「申し訳ありませんが、一般の観客の控室への立ち入りは原則禁止されているのですが」
「いや、ちょっと土産を渡すだけだ」
「規則ですので」
「たかだかアマチュアバンドじゃねえか。そんなに厳しくする必要あんのかよ」
播磨はだんだんイライラいしてきて、つい口調が荒くなる。
「アマチュアでも人気のバンドはありますよ。例えば、放課後ティータイムとか」
「ん?」
「秋山澪ちゃんとかかわいいですよね」
にやけるスタッフの顔。実に気持ち悪い。
そういえば、唯たちのバンドは、その『放課後ティータイム』という名前だったな、
と播磨は思い出す。
「その放課後ティータイムの知り合いなんだ」
「証拠はあるんですか」
「証拠は……、ああくそっ」
証拠などと言えるようなものは持っていない。
埒が明かねえ、と思った播磨はスタッフに見切りをつけてどこか別の手段で控室を探そうとした。
その時、
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