過去ログ - はりおん! 〜播磨拳児はうんたんに恋をする〜
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33: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/03(火) 20:33:05.79 ID:c4huLTh3o

「なぜそれを……!」

「この俺がわからんとでも思ったか」

「くそっ……」

 気分が悪いので今すぐにでもこの男の傍から離れたかった播磨だが、
人が多すぎて身動きが取れないのと、ここで立ち去ったら負けのような気がしたので
その場にとどまることにした。

「おい、東郷(マカロニ)」

「なんだ」

「俺は負けねェぞ」

「ふっ、望むところだ。俺はいつでも相手になる」

 東郷がそう言ったところで音楽が鳴り、唯たち放課後ティータイムのメンバーがステージ上に現れた。

(唯ちゃん。やっぱかわいい)

 平沢唯を見るとき、播磨の視力は6.5くらいに上昇する。

 前奏がはじまると、唯もギターを弾き始めた。

 唯の姿が輝いて見える。それは決して、照明のせいだけではない。

(音楽か……)

 播磨はこのとき、ふと少し前に自分でもギターを弾いていたことを思い出すのだった。




   つづく



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