過去ログ - 絶対反論(マジレス)こと詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)は落ちていた。
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947:1[sage]
2013/03/20(水) 22:05:32.31 ID:70ysqJwO0
魔術師B「…!!」

再びロープが伸び、詠矢と傍にいた女性の胴体に巻き付いた。

詠矢「しまっ!…た」

鳳雷鷹「…!!」

魔術師B「また油断したな?…この紐は簡単に解けんぞ」

詠矢「なっ…この…」

その言葉通り、巻き付いたロープは力を強め、いくらあがいても解ける気配を見せない。

魔術師B「このまま同行してもらおうか」

詠矢「…」

詠矢は目を伏せ、息を整え、思考を始めた。

詠矢「…なあ魔術師サンよう」

魔術師B「…何だ」

詠矢「このロープも魔術で動かしてるんだよな?」

詠矢「普通の投擲じゃあ、さっきみたいな軌道で飛んでくるわけねえし」

詠矢「勝手に締まるわけねえもんな?」

魔術師B「…?」

詠矢「でもさあ…それって単なる念動だよな?」

詠矢「この学園なら使える奴がゴロゴロいそうだねえ」

詠矢「魔術と能力って相容れない力らしいけどさあ」

詠矢「やること同じなら普通に能力開発した方が」

詠矢「詠唱とかなんとか面倒も無くていいんじゃねえの?」

詠矢「魔術ってご大層に言うんなら、もうちょとオリジナリティが欲しいよねえ…」

魔術師B「な…なんだと!魔術を愚弄するか!!」

魔術師A「そいつの言葉に耳を貸すな!!」

詠矢「…(しめた!少し緩んだ!)」

対象の動揺を誘い、絶対反論(マジレス)が発動した。

そして、その変化に気づく者がもう一人。

鳳雷鷹「…!!」


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