過去ログ - 知久「今日はほむほむの特売日だ」
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695:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:31:38.50 ID:JnDIout0o
 まどか「じゃ、はい、ほむらちゃん」
 ほむら「え?」
 まどか「もしほ虐をしたいなら首をねじ切って。ここまでなら、そのままにしておいて。
     流石に…あそこまで言ったんだから、この辺で終わりにしておいた方がいいと思うんだ」

大嘘をつけ。やはり、こいつは私の知っているまどかなんかじゃない。別のナニカだ。
カルトの中枢を見たのだから、仲間になるか、今すぐ立ち去るか。どちらかにしろと言っているのだろう。
まさかとは思うが、後者を選択したときには、ここで私を[ピーーー]つもりなのだろうか。
カルトならありえる…先程捨ておいた理性が、自分をコントロールしだす。殺される前に[ピーーー]?…もう、流石に無理だ。
やはりここは危険だ。でも、もう少しほ虐を見たい。感情は黙らなかった。

 ほむら「分かったわ」

両手の親指と人差し指に力を込め、体をねじ曲げる。コキリと頚椎が折れる音がしてほむほむは息絶えた。

 まどか「…ほむらちゃん、いいの?」

共犯になれと言っておいてその台詞はない。ナニカが何を考えているのか、さっぱり分からなかった。

 ほむら「ええ。じゃあ、交換条件としてほ虐を見せて」
 さやか「OK。じゃあ、あたしに付いてきて。こっちに名前を記載すれば、虐待用具を借りられるから」

意外に甘いセキュリティ。「そんなにほ虐って面白そう?」と聞くさやかを無視して、工具室にある瞬間接着剤とナイフ、ピンセットを借りる。

 ほむら「じゃあ、やってみるわ」
 まどか「……」ワクワク

まず、背中を切り裂く。

 ほむら「……」ジュクッ・・・シュッ
 ほむほむ「ホギイイイイイイ!ホグァ・・・ホガッ・・・」

次に、背骨の首に近い部分…頚椎をピンセットでつまみ、瞬間接着剤で固定する。
ストレス解消だというのに細かい作業を要求される虐待を選んだのは失敗だったかもしれない。

 ほむほむ「ホミィィィィー!」ツメタイ!アツイ!イタイー!
 ほむら「どっちなのよ」クチュクチュ
 ほむほむ「ホムゥゥゥー!ホ・・・ホ?」カラダガウゴカナイ

まあ、後は首をよじるだけだ。無限プチプチのようなものなのだろう。
命は無限ではないけれど。

 ほむほむ「ホッ・・ホッ・・・―――」コキリ
 ほむら「…終わったわ。まともに頭が使えなかったでしょうから、最期にはきっと痛みもなかったでしょうね」
 まどか「…ほむらちゃん、お裁縫とか得意なの?」
 ほむら「いいえ。全然」
 まどか「本当に上手だった!虐待ぽくはなかったけど」

まあ、爆弾を作った事はあるし、手先は器用で悪いことはない。
最初にナニカに言った言葉を思い出す。私は、小動物を虐待する趣味はない。

けれど、[ピーーー]のは楽しかった。


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