過去ログ - 俺「女になった」
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6: ◆SSssRnAEXA[sage]
2012/01/06(金) 07:49:09.55 ID:041QJHWIO
ガヤガヤ……

食堂はいつも通り混んでいた

席が空いてないかな〜と思ってたら、友美の彼氏が席を取っていてくれてすんなりと座る事ができた

「ふぃ〜、やっぱり翔太は役に立つな!これからも精進してくれ!」

現在、友美に背中をバンバン叩かれているのは友美の彼氏の高坂 翔太だ

「ちょ、痛いって!」

翔太は困った声を出しながらも、顔は嬉しそうに笑っていた

これがカップルというものか
けしからん
うらやましい

「ほら、松島さんも見てる事だし」

いや、俺は一向に構わんよ。むしろおもしろいから続けてくれ

「おー、そうでしたなーごめんな、友美」

「そんな、気にしなくていいよ」

気にせず続けてくれ

「そうだぞ、友美。人に迷惑はかけたらいけないぞ」

「了解であります!」

ビシッと敬礼のポーズ

ふむ、軍人萌えもありかもしれない

「ところで話は変わるけど、美夏、卵焼きをちょうだい!」

敬礼のまま、友美がこっちを見てくる

「別にいいけど……味に自信はないよ?」

箸で卵焼きを掴み、友美の弁当に入れる

「大丈夫、大丈夫。美夏が作ったのは全部美味しいから!」

どうやら『私』は料理が上手いらしい

それは記憶が無い今でも同じらしい。体の慣れってやつだな

「確かに松島さんって料理上手いよね」

だまれ!小僧!同性から褒められても嬉しくないんだよ!

「そうですか?やっぱり小さい頃からお母さんの料理手伝ってからかな……?」

これは母からの証言から元ずく妄想だ

真実は知らない

「むー、私も料理上手くなりたいよー!」

「なんで?はっ……!まさか俺の為に……!」

翔太が顔を赤らめて俯く

なにやら勝手な想像をしているみたいだ

「昼飯が豪華になるじゃん!」

「……え?」

まぁ、予想はできたけどね

「……ん?翔太、どうかした?」

「……なんでもないよっ」


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