22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/01/18(水) 15:34:11.84 ID:Pugu1VoQ0
それと同時に、2通のメールが来る。
律「梓、ケータイなってるぞ?」
梓「あ、はい、ちょっとすいません」パカッ
唯『あずにゃん!待ってるよ!!』
紬『悩みがあったら相談してくれていいからね?』
メールの送り主は、唯先輩とムギ先輩だった。
唯先輩のは…何だろう、内容の意味がよくわからない。けどやっぱり、私が何か悩み事を抱えてると気づいているのだろう。そういえばさっきも「今日はなんか変」って言ってたし。
ムギ先輩はストレートな言葉だったが、それが一番ありがたかった。
メールの文章を見ているだけでもムギ先輩の優しさが伝わってくる。
二人とも、律先輩や澪先輩のように直接言っては来なかったけど(唯先輩は指摘したけどね)、私の事を本気で心配してくれているのがメールからでもすごく伝わってきた。
軽音部の先輩は、みんな素敵な先輩だ。
私はちょっと嬉しくなりながらケータイをしまった。
律「梓、今の所はまだ大丈夫そうか?」
梓「あ、はい、多分…」
律「ん、ならいいけどさ」
律先輩はそう言って黙り込んだ。私達の間に、沈黙が流れる。
もうすぐ私の家が近付いていた。今日は二人でいるからか、見られている様な感じも何もしなかった。
そうだ、律先輩にお礼言わないと。わざわざ私のためにここまで来てくれたんだから。
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