23: ◆G/oQfYP4bzP0[saga]
2012/01/30(月) 03:17:30.44 ID:V83xhbCmo
〜〜〜
―― なんだか、最近調子が優れませんねぇ……。
少年は一人、街中を歩いていた。
見た感じ中学生くらいだろうか?それにしては落ち着いた上品な格好をしており、うまく着こなしているというイメージである。
「……冷たい物でも飲みますか」
自動販売機を見つけ、財布から小銭を取り出した。
そして、それを投入口にいれる。
が、自動販売機の料金表示は零のままであり、返却レバーを押しても揺らしてもお金もジュースも吐き出すことはなかった。
「ついてない……はぁ」
軽く自動販売機を叩くと、そのまま横にあったベンチに腰掛ける。
ベンチは木陰に設置してあり、日差しを遮ってくれている。
髪を撫でる風も心地よかった。
爽やかな少年が木陰のベンチで髪を揺らす。
非常にいい絵であった。
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