42: ◆G/oQfYP4bzP0[saga]
2012/02/01(水) 05:29:41.07 ID:zMNYrjaIO
〜〜〜
「お姉さま!」
爆発後、初春と佐天は御坂を外まで運び、いっしょに救急車で病院まで運ばれた。
今回の爆発で死者は十数名、負傷者は百名近くだそうだ。
爆発源はぬいぐるみ屋さん。
そこが一番激しく破壊されており、上下一個ずつのフロアまで、その被害は及んだ。
「初春!あなた仕事サボってなにをやっていたんですの?」
白井は病院に着くたび未だ気を失う御坂にだきついたあと、初春をしかった。
「白井さん、そんなことは今はどうでもいいんです、違いますか?今大切なのは犯人を見つけ出し……生まれてこなきゃ良かったと思わせる事……そうでしょう?」
「でっも……あぁ、だぁああ……もうっ!今回の捜査での始末書は全部初春に書かせますわよ、それで、許してあげますの……お姉さまを病院まで運んでくださってありがとうですの……」
いつもとは違う初春の雰囲気に、逆に冷静になった白井。
敬愛する御坂を病院まで運んだのは初春と佐天だと思い出したかのようにお礼を述べた。
「もちろんです。さぁ、白井さん……爆弾魔に『神に刃向かった』報いを受けさせましょう」
『神にひれ伏せ……』
かつてアルカがブレイド軍団にいったセリフである。
今の初春は、アルカと同じくらいの殺気、威圧感を持っていた。
「はい、佐天さんはいま空気でーす」
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