過去ログ - ほむら「ペルソナ……！！」【FES】
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/01/15(日) 02:40:23.34 ID:8z5HpcRS0
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04/12 (火) 朝 曇り――――通学路 帰り道
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＞まどか達と下校している…
外は、相変わらず霧に包まれていた…

仁美「はぁ…」

＞仁美は、大量のラブレターを両腕に抱えてよたよたと歩いている…
歩く度に2、3枚を道路に落としているのは、気にしないでおく事にした…

まどか「相変わらず、凄い量だね…」

さやか「うちにあるシュレッダー、貸そうか？」

仁美「そんな事をしていては、日が暮れてしまいますわ…」

さやか「いやはや、モテる女は違うなぁ…」

まどか「いいなぁ、私も貰ってみたいなぁ…」

ほむら「ラブレターなんて実在するのね…都市伝説かと思ってたわ」

さやか「まぁね…わざわざ紙に書くくらいなら口で言った方が早い気もするよ」

さやか「"直にコクる根性もねぇ男はダメだ"…だっけ？」

まどか「そういえばママが、前にそんなよーな事言ってたなぁ」

さやか「いやぁ…まどかのママはカッコいいなぁ！バリキャリだし…」

さやか「…そういやほむらは、どうして転校してきたの？」

ほむら「私…ずっと入院していたし…前の学校には殆ど来れなかったから…」

ほむら「一区切りついた所で、地方に身を移す事になったのよ」

仁美「親御さんは一緒ではないのですか？」

ほむら「海外勤めだから…あまり融通が利かないのよ」

さやか「病気で入院した挙げ句、独り身で地方に来るとは…アンタも大変だね」

ほむら「今はまどかの家に居候してるけれど、1年後には東京に戻るつもりよ」

ほむら「親の名義でアパートを借りる事も考えたのだけれど、色々面倒で…」

さやか「てか、それじゃあほむらは1年間しかこっちに居ないの？」

ほむら「ええ、そのつもりだけれど…」

さやか「えぇー、寂しいよー！」

仁美「たった1年間しかこちらに居れないなんて…」

まどか「えっ、まだ1年もあるじゃない」

まどか「この一年間を、とびきり濃いものにしちゃえばいいんだよ！」

さやか「まどかったら、やけにポジティブ思考だなぁ…」

仁美「まどかさんらしいと言えば、まどかさんらしいですわね」

ほむら「ふふっ、ありがとう。お陰で楽しくなりそうだわ」

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