過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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378:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/03/17(土) 23:36:21.80 ID:UDtjEk1AO



上条は操車場に入り、すぐに二人を見つけていた。

一人は数時間前に会ったばかりの妹達〈シスターズ〉のひとり、10032号。実験予定によれば彼女に間違いない。

もう一人は白い少年、夜目にもはっきりとわかる白い髪と肌、こちらを怪訝そうに見ている目は僅かな光を反射して赤く光っている。

これが一方通行〈アクセラレータ〉、学園都市最強の存在?

腕が4本、角や羽、尻尾があったりはしない。1万人以上を殺戮した存在をイメージした時、何となくそんな怪物が頭に浮かんでいた。

髪や肌、瞳の色合いが普通の人と違うにしても、あくまで人間の姿をしている。

それが、余計に得体の知れない不気味さを感じる。

何故、人が1万人以上の殺戮が出来るのか?上条は人としての定義に当てはまらない人の姿をした別のモノを見ているような気になる。

その少年は怪訝そうに見ていた目を一旦閉じて、何か残念がるように溜め息をつき

「その目つきは知らないで迷い込ンだって事じゃなさそうだな」

「俺になンか用事かァ?もうすぐ人形で遊ばねェといけねェ時間だからよォ手短に頼むぜ」




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