過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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447:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[saga]
2012/04/06(金) 22:37:19.28 ID:yYU5t0vAO



数時間前

浜面はぜぇぜぇ言いながら道端に座り込んでいた。

名をあげたい腕自慢の能力者かスキルアウトのどちらか分からないが3人に追いかけられた。それをようやく振り切ったところだった。

スキルアウト同士でも1対2でギリギリ、1対3はヤバい、それが能力者だとしたらどんな目に遭わされるわかったもんじゃない。挑戦者が現れたら受けて立つなんて考えは浜面にはない。逃げるが勝ちである。

「どうしてこうなった?たしかにlevel5の化け物と戦ったよ、でもあれ自滅じゃん!勝ったなんて言えるもんじゃねえって」

ところが浜面がlevel5に勝ったという噂が尾鰭がついて出回っている。それが今回浜面を取り巻く状況を作っている。

事の起こりは5月の初め頃に遡る。浜面が所属する武装無能力集団(スキルアウト)の仲間と能力者達の間で口論があった。

仲間の方が人数が多く能力者が引いたが、コケにされたと思った能力者は無能力者狩りを始めた。
それに武装無能力集団(スキルアウト)も対抗していく。

火が野原を焼くように抗争は拡大する。小競り合いがない日はなかった。

そのうちスキルアウトでもない無能力者が狙われ、被害者がでる。面白半分にいたぶる。単純に憂さを晴らす捌け口には抵抗するスキルアウトより普通に暮らす無能力者が選ばれた。

そのことに浜面が所属する武装無能力集団(スキルアウト)のリーダーは頭を悩ませていた。




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