過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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560:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/06/16(土) 13:08:03.24 ID:kSb7GROAO


夜にあの頃と変わらぬやり取りがあった。

佐天に上条のことを聞かれた時にはすでに芽吹いていた。

空白の時間が熟成する期間になっている。

夜のやり取りの中でとんでもないことを言ってしまった。

美琴は上条の寝顔を改めて見ると、

美琴「えーと……その、やっぱり………………好きなのかな……当麻のこと」

好きという言葉を口にするとはっきり自覚してしまう。

自分は上条のことが好きなんだと。

ただ、まだ上条に気持ちを伝えられない。

インデックスを呪縛から解放して、妹達の生きる道筋を整えるまでは。

特に妹達の件は美琴の責任である。責任を取るまではその資格がないと美琴は感じてしまう。

ため息をつくと、予定通りシャワーを浴びようかとバスルームに向かう。

上条が寝ている間でないと自覚してしまった今、上条が起きている時に入るというのは気恥ずかしくて堪らなかった。

バスルームの入口に立つと携帯電話が鳴る。

『外』で手に入れた品で美琴なりの改造がされており、学園都市製にも劣ることはない。

この電話の番号を知る者は僅かだ。全員の名前を帰還後登録してある。

着信は未登録者。番号通知もおかしい。何かに割り込まれた感じがする。

電話にでると相手が挨拶する声が聞こえる。

美琴「アンタ、誰なの!?」





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