過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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568:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/06/19(火) 17:52:09.27 ID:w5JthVBAO


「すぐに返事をしないでも構わない。よく考えておいて欲しい」

そこで通信を切った。

赤い液体の入った巨大なビーカーが置かれていた。

中には緑色の手術衣を着た男とも女とも大人とも子供とも見当がつかない人間が逆さに浮かんでいる。

その様子は聖人にも囚人にも見える。

プランの達成に全てを捧げていた。

プランの基盤となるのは虚数学区・五行機関。

観測できる程に形成され始めたのが20年程前になる。

幻想殺し〈イマジンブレイカー〉を招き、御するための第一段階を踏むことができたのが10年前。

今は第二段階まできている。

此処までくるのに50年以上を費やしている。

その過程ではイレギュラーも生まれてきた。その一つはベクトル制御装置として活用することでプランに組み入れ、プランの第一候補となっている。

虚数学区・五行機関を掌握するためのアイテム。『超電磁砲〈レールガン〉』はその素体だった。禁書目録との旅を経てイレギュラー化している。送り込まれた2つの布石の一つ。

学園都市を盤上に見立て駒を動かし、プランを進行させている。

それだけでなく世界を相手に多面指しを行っていた。





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