過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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681:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[saga]
2012/08/08(水) 18:11:34.21 ID:T+OjtHRAO


上条は前を行く3人が振り向くのを見て驚いた。

どうしたんだ?と聞いても伝わっている様子がない。

上条を見ているようで目の焦点があってなかった。

そして

美琴「あッ!」

麦野と絹旗が美琴のこぼした呟きに振り返る。

美琴「やられたって言うか……私、バカだわ」

上条「美琴?」

美琴「ごめん、聞こえてる当麻?」

上条「聞こえてっけど、どうしたんだ?」

上条は何がどうなっているのか要領を得ない。

美琴「さっき話したように魔術師が侵入すれば別の色がついて見つかるわけ、当麻の右手だと魔力を削ってることになるみたい」

上条「はっ?」

美琴「色が付くんじゃなくて色が付いてない空白部分ができてるの」

上条「じゃあ、俺はその……魔術師に見つかっちまったのか?」

上条はこれの所為かと右手をジッと見る。

美琴「対象になったものを世界から切り離してる」

そう言われても何が起こっているのか実感が湧かない上条は

上条「意味が良く分かんねーよ、美琴」

美琴「世界に拒絶されてる、の方が正しいかな」

上条「それ……やな言い方だな」

世界に嫌われているようで嫌な気分になる。

美琴「警報がなった対象を結果内に取り込んで、日常、私達がいる世界に干渉できなくしているの」

上条「……。」

美琴「今私から当麻の姿も見えないし、声も聞こえない」




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