過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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687:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/08/08(水) 18:53:35.61 ID:T+OjtHRAO


ブオォンと異音をたて80cmほどの天弓から矢が放たれる。

唸りを上げ光を帯びて矢は目標へと向かう。

「『止まれ』」

声と共に矢は光と勢いを失い、空中に止まったかと思うと床に落ちる。

ローマ正教十三騎士団の一人、コードネーム『パーシヴァル』は我が目を疑う。

レプリカとはいえ天弓から放たれた矢が通用しない。あらゆる敵を打ち倒してきた霊装が力なく落ちる様が信じられない。

思えばそれ程難しいミッションではなかった筈。天才と謳われる錬金術師、元穏秘記録官といっても実戦力としては恐れることはない。ローマ正教の実戦部隊として組織され数多くの魔術師、背信者を討伐してきた彼等からしてみれば問題ない。それも経験豊富な精鋭を12名も投入しているのである。錬金術師一人を相手にするには大袈裟すぎると皆思っていた。

それが既に彼とバディを組んでいた『ガウェイン』が打ち倒されている。

他のメンバーもどうなったか知れない。

最初、この三沢塾というビルの前で名乗りをあげ錬金術師に襲いかかった。

錬金術師アウレオルス=イザードはビルの中へ身を避け、彼等も追いかけてビルの内部に進入した。

そこで錬金術師は姿を消す。




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