過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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689:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/08/08(水) 19:04:26.98 ID:T+OjtHRAO


アウレオルス=イザードは騎士のなれの果てを見下ろしていた。

アウレオルス「憮然『思い通りにはなかなか行かないものだ』」

床に転がる一体は騎士の鎧と呼ぶよりは金属塊と呼ぶほうが近い。

胸部は大きくへこみ、手足の部分はひしゃげ、元の原型を留めていない。

アウレオルスは既に侵入した十三騎士団の半数を仕留めていた。

やろうと思えば最初に襲撃された時点で全員を打ち倒してしまえたかも知れない。

だが、インデックスに害が及ぶのを恐れ、インデックスを抱えたまま三沢塾の北棟最上階、もとは校長室に身を移した。

早くインデックスを苦しめる魔術の解除したかったが、車中での初診でインデックスの喉に見つけた魔法陣を解析するには時間が掛かりそうだった。

その解析中にローマ正教の討手に踏み込んで来られたら堪らない。

そこでこうして迎撃に出ている。

彼自ら手を下さなくても迎撃手段は構えてあったが、もう一人の宿業を背負った少女の願いからやむを得ない場合の最後の手段としておきたかった。

残り半数と思ったところで別の侵入者の反応を感知する。

普通の魔術師の反応とは違う。




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