過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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702:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/08/10(金) 17:09:31.24 ID:UoyDVrWAO


白井「まだわかりませんのーッ!」

佐天「白井さん、そんなに急かしても、初春も頑張ってるんですから」

初春はパソコンとにらめっこ中。三沢塾の画像を見つけることはできたものの現在との不一致箇所を探すのは一苦労である。

画像を重ねてチェックしても浮かび上がって来ない。

今は画像を拡大して一部分づつをチェックしている。

そこへ

浜面「なあ?」

白井「なんでしょう?今忙しいのですが」

浜面「その、なんだ見つかり難いところが良いんだろ?」

白井「そうですが」

少しイライラして白井が答える。

浜面「だったらよ、屋上じゃねえのか?」

佐天「屋上ですか?」

浜面「魔術ってのが何かわかんねえけど人目につきにくくて、ビルの立像からは割り出せねえんだろ。可能性があるんなら」

白井「初春!上空からの画像はありますの?」

初春「あります!でも現状を確かめられません」

白井「行くしかないようですの」

浜面「おい、待機してろって言われたろ」

後部座席を振り返り浜面が注意するが3人の少女は決意を固めた表情をしている。

白井「私のテレポートで行ければ良いのですが」

初春「座標を把握できませんよ、三沢塾から上がらないと周囲の建物も三沢塾より低いようですから」

佐天「行くしかないね」

初春「佐天さんは留守番ですよ」

佐天「えー、なんでーッ?」

初春「魔術師のお二人が来られたら困りますから、誰か残ってないと、佐天さんはお二人の顔を知ってますから適任です」

佐天「そんなーッ!」

白井「私のテレポートで二人までは余裕ですけどいざというときの対応を考えたら初春と私だけの方が安心ですの」

浜面「ああ、本当に行くのか?」

初春「浜面さんもここでお願いします」

そう言うと白井と初春は車から降りて三沢塾へ向けて駆け出す。




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