過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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706:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/08/10(金) 17:29:36.71 ID:UoyDVrWAO


美琴達は南棟の10階まで探索を進めていた。

この階にはある部屋に一人だけしかいない。10階に辿り着いた際に確認していた。

その部屋の入り口、開き扉を美琴は勢い良く開ける。インデックスを期待してだったが違った。

そこには巫女さんがいた。

緋袴の正統巫女装束。腰まである長い黒髪。喜怒哀楽に乏しい表情、突然扉が開いたのに驚きもしていない。

清廉、神聖な雰囲気が良く似合う上条と同年齢と思わしき少女。

その巫女装束の少女は落ち着き払ってお茶を飲んでいた。

美琴は予想してなかった巫女さんの姿に動揺しつつ、

美琴「え、ええとアナタは一体?」

初めて気づいたように巫女さんは美琴を向くと、

「私?私。魔法使い」

美琴「はっ?巫女さんで魔法使い???」

魔法使いと名乗る巫女さんは首を振りつつ

「巫女さんではない」

そうは言ってもその巫女装束は何?と美琴が思っていると、

「これは三沢塾の人に着せられただけ」

「他に着る服もないので今も着てる」

美琴は電話の相手に言われた三沢塾に囚われた者の名を思い出す。

美琴「あなた『吸血殺し〈ディープブラッド〉』?」




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