過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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719:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/08/13(月) 23:43:32.14 ID:zztJ7t6AO


上条は後ろ髪を引かれながらも一時退避を選ぶしかない。

上条は自分がこの場から姿を消せば魔術の使用が止む、と一縷の望みにかけて人気の少ない方へ突破を計る。

生徒の間を縫いその場を離れることには成功するが、生徒が上条を目にすると唱え歌い始める、生徒達がいない区画を選びながら上条は走り抜ける。

どこをどう走り抜けたかその場の判断で走ったので上条は自分がどこに居るのかさえわからない。

上条が後ろを振り返ると群れを成して光球が追いすがってくる。

上条「ホーミング機能つきかよ、くそっ!不幸だ」

世の無常を嘆き、前を向き直ると、

アウレオルス「どこへ行くつもりか少年」

上条が後ろを振り返る前、誰も居なかった空間に忽然とアウレオルスが現れる。

上条「空間転移?なんでもアリかよッ!」

走る先にはアウレオルス。背後には引き離しているとはいえ光球が迫る。

アウレオルス「四方八方より攻められては右手一本では対処しきれまい。それにこういう方法もある」

アウレオルスは右手を上条に真っ直ぐ向ける。

アウレオルス「『銃をこの手に。弾丸は魔弾。用途は射出。数は一つで十二分』

アウレオルスの上条に向けられた右手には一振りの剣が握られていた。




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