過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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(四国)
[saga]
2012/09/11(火) 19:06:14.62 ID:bNPySINAO
美琴「と言うことらしいわよ」
いつも上条が入院する羽目になった時に使用しているらしい病室。
アウレオルスの容態の説明を受けた美琴の話を聞きにこの病室に関係者が集まっていた。
関係者の内、麦野沈利は無理が祟り自分の病室に押し込められており、絹旗はその見張り番をさせられここには居ない。
浜面は車を返してくると言って去り、その後は顔を見せていない。
話しを聞きに集まっているのは白井を始めとした中学一年組に神裂、それに病室の主、上条。
上条は体中をぐるぐるに包帯で巻かれベッドに寝ている。階上から床に叩きつけられてやはり重度の打撲。何ヶ所か骨にもひびが入っている。ポッキリとまではいかず内蔵への損傷もなかったのがもっかの幸いと言ったところか。
ところで普段は個室らしいが今回は一時的にもう一つベッドが用意されていた。
そのベッドの上で、
ステイル「……最後のいいところをカッコ良く持って行って自分はお寝んねか、僕らは後始末をつけるのにこれから苦労するのに」
集まるまでもなくこの病室に強制入院させられたステイルが不機嫌そうに言う。
ステイルはあの時、過労で貧血を起こし最後には気を失っていた。命の火を燃やし尽くした結果だった。
ステイルが気がついたら点滴に繋がれて上条の隣のベッドに寝かされている次第。
病室ということで煙草も吸わしてもらえず、ステイルは苛立っている。
上条「そういう言い方はないだろ?アイツもインデックスを救いたかったんだ。話し合えなかったけどさ、もう少し状況が違えれば協力できたかもしんねーんだから」
ステイル「お人好しめ」
上条「お前なー」
美琴「当麻、違うのよ。ステイルはアウレオルスのことも含めて後始末をつけてやるって言ってんのよ」
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