過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[saga]
2012/09/11(火) 20:18:48.49 ID:bNPySINAO


イン「いきなり、みことは友達になりましょ、って言ったんだよ」

美琴「えっ、そうだっけ?」
(見つけたもんのどう接したらいいか、切羽詰まっちゃってたのよね……)

イン「どんなに危険か話したって付いてく、の一点張りでみことは頑固だったんだよ」

地獄の底に一緒に行くようなものとも美琴は言わた。

美琴「あー、でもそのおかげでインデックスも美味しい物、沢山食べれたじゃない」

少しでもインデックスが苦難の道でも楽しめるように

イン「うっ、……でもみことの年齢でカジノでギャンブルなんていけないんだよ」

美琴「あちゃー、バレてたの。……気付いてた割りには旅の途中じゃ言わなかったよね、インデックス?やっぱりお腹いっぱい食べたかったのかな、大食いは大罪の一つじゃなかったっけ?」
(人の苦労も知らないで……嬉しそうな顔を見れただけで十分よ)

イン「……みことのいじわる」

美琴「ごめん、ごめん、いじめてるつもりじゃなかったけどさ」
(失敗、失敗)


美琴は不安だった。美琴がインデックスと一緒にいて少しでも過酷な運命を和らげられたのか。

イン「もう、みことはー、……楽しかったね」

美琴「えっ?」

イン「みことが一緒にいてくれて、記憶を無くした私にずっとついて来てくれて嬉しかったんだよ」

インデックスには自分より相手の心を優先するところがある。

聖職者らしく、

イン「辛いこともいっぱいあったけどみことが守ってくれて」

相手の心を救おうとする。

美琴「まあ、インデックスが危険な事に首突っ込んで行くもんだから大変だったわね」

イン「……みこと?危険な事に首を突っ込んで行ったのはみことの方なんだよっ!そのたびに私の方が心配したんだもん!それに最近はみことが私について来るんじゃなくてみことのほうが私を引っ張り回してるんだよ!」

本気で怒らしてしまったらしい、美琴はもう一度ごめん、ごめん、と言いそうになるが

イン「って、そうじゃなくて、みこととみことに会えたこの日に感謝したいんだよ」

心の底からの言葉に聞こえる。

美琴「インデックス……」

イン「ありがとね、みこと」

美琴「さっき楽しかったって言ってたけど本当に?」

イン「本当なんだよ、楽しかったし、嬉しかったし、幸せだったんだよ、みこと」

インデックスは本当に幸せそうな笑顔を見せる。




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