過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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824:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[saga]
2012/09/14(金) 21:58:04.75 ID:5tOwSYuAO


垣根「やっぱ『最終信号』を手に入れるのが最優先になるか」

風斬氷華については垣根も現在のところ手が出せない。風斬氷華へのアプローチのしようがないのだ。

『最終信号』を手に入れればアプローチの可能性も出てくる。

すべき事の第一目標はやはり『最終信号』の確保。

そこまで考えをまとめたところで垣根は部屋の中を見渡す。

『スクール』には垣根の他、ドレスの少女、念道力の少年、狙撃手の3名がいる。

その3名には垣根が計画している反乱に協力の約束を取っている。

だからと言って信頼している訳でもない。

『スクール』のメンバーは人間関係の重視より各々の利己的な傾向が強い。

いつでも裏切られる可能性はある。

しかし逆に垣根が利を示し続けるうちは従う。

今日はその3名はこの隠れ家に顔を出していない。

垣根「『最終信号』を確保するとして、問題はその後だな。できれば風斬氷華を制御可能までやっときてえ。そうすりゃアレイスターも無視できねえだろ」

その場合、霧ヶ丘でのより詳細な研究内容が必要となる。また、『最終信号』に如何にプログラミングするか。

『スクール』の構成員にそのようなプログラムを作成できる者がいない。

垣根「いっそのこと心理定規の能力でなんとかなんねえかな?」

ここに居ないドレスの少女の名を口にする。

ただ、その方法をとれば『最終信号』は心理定規のコントロール下に入ることになる。

反乱を企てる同志と言っても前述のごとくであり、肝心要のところを握られるのは危険でもある。

垣根「可能かどうかもわかんねえしな」

垣根が口ずさんだとき、ドアをノックする音が聞こえる。

『スクール』の構成員であることを知らせる拍子。

そのうえで電子キーが鳴り、ロックが解除される。




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